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報・連・相について④
こんにちは。
STAYUP横浜の上田です。
これまで3回にわたり「報・連・相」について書いてきました。
第1回目は「報・連・相」の説明やメリットについて
第2回目は部下・後輩が原因で「報・連・相」が機能しない理由及び解決策について
第3回目は上司・先輩が原因で「報・連・相」が機能しない理由及び解決策について
最終回である今回は、相談に注目して書いていきます。
ちなみに、、、「報・連・相」について書くこと約1か月。。。
随分と詳しくなりました。
相談について
では、相談についてちょっと深く堀っていきます。
なぜ、相談だけ細かく書くかと言うと、
相談の仕方により、仕事に対して主体的に取り組むことができるようになる。
主体的に仕事に取り組む事により想像力(仮説)が身に付く。
想像力があがるとやりたいことが見つけやすくなる。
相談力があがるとこんなにいいことだらけです。
と、言うことでまずは相談について振り返りましょう。
「報・連・相について①」で書きましたが、相談とは、「遂行途中で自分だけで判断することが難しいときに、社長や上司に相談してその考えや意見を聞くこと」、簡単に言うと「未来のことを伝えること」です。
そんな未来のことを伝える相談ですが、
判断を求める相談
判断を出し合う相談
この2つの仕方があります。
「主体的に仕事に取り組むたいと思っている」
「主体的に仕事に取り組んでもらいたい」
と思うのであれば、お互い判断を出し合う相談を心がけましょう。
判断を出し合う相談は、ビジネスを行う上で大切な想像力(仮説力)を養ってくれます。
また、仮説をつくるには事例と結果が必要です。
事例と結果を自分の中にたくさん溜めるには、
仮説を自分で立てる
↓
仮説を元に上司とすり合わせ
↓
すり合わせた仮説に責任を持つ
↓
事例と結果が溜まっていく。
こうして想像力を働かせるために必要な「事例と結果」が自分に溜まっていくのです。
若手は事例と結果が少ない為、想像力があまり働かないかもしれません。しかし、振り絞って想像し、自分の仮説を上司に伝えるようにしましょう。そして、上司と仮説にアドバイスをもらい修正し、責任をもって相談事に対応してください。このやり方を繰り返すことにより自然と「事例と結果」が溜まるのです。
そして、判断を出し合う相談には主体的に仕事を行う為に必要な
・状況を把握する
・決断する
・行動する
この3つの要素が入っています。繰り返し行うことにより主体的に仕事ができるようになるでしょう。
また、想像力が豊かになると自分の未来についても想像できるようになり、「やりたいこと」が見つけやすくなります。
自分自身の未来の為にも相談をたくさんすることにより想像力を鍛えましょう。
判断を出し合う相談の仕方
ここからは、判断を出し合う相談の仕方について書いていきますね。
では得意の箇条書きで^^
・何でも聞かない
・まとめて結論から述べる
・仮説を立てる
・全部作らない
こんなことを意識してください。
“何でも聞かない”
⇒相談は、自分の能力開発で有効的だと言われている「インプットしたものをアウトプットする」ことができるいいチャンスです。分からないから何でも聞くではなく自分で調べる癖をつけましょう。
“まとめて結論から述べる”
⇒話が長くなってしまうと伝える相手に要点がぼやけ、うまく伝えられない可能性があります。また、まとまっていないと相手に思わせるかもしれません。実際、まとまっていないと話は長くなってしまいます。まずは勇気をだして結論から端的に述べる癖をつけましょう。端的に話ができない場合は、資料をつくりましょう。書き出して、まとめると言葉もまとまってくるはずです。
“仮説を立てる”
⇒先にも述べましたが、仮説を立てる癖をつけると主体的に仕事ができるだけでなく、今後の自分の未来を想像する力も身に付きます。必ず仮説は立ててください。
“全部作らない”
⇒自分で調べて、まとめて、仮説をつくり相談することはいいことですが、最後まで作成するのはやめてください。最後まで作成すると決断になってしまいます。判断を出し合う相談ではなくなってしまいます。できることなら3割程度作成して相談する、そしてまた3割といった具合に頻繁に相談するようにしてください。
最後に
ここまで「報・連・相」について長々と書いてきました。
・「報・連・相」とは
・「報・連・相」のメリット
・部下・後輩が原因で「報・連・相」が機能しない理由
・上司・先輩が原因で「報・連・相」が機能しない理由
・相談についてと相談の仕方
この情報化社会により自分に都合のいい情報や自分と意見の合う仲間を容易に集めることができます。人は自分が見たい世界だけで生きられるようになったのです。つまり主観の時代です。
しかし、主観だけで組織の継続はあるでしょうか。
多分ありえません。
多くの企業では客観がないと組織の継続は無理でしょう。
これからの組織は、より一層主観と客観のすり合わせが必要になってきます。
主観と客観のすり合わせを行う為に有効なのが、「報・連・相」ではないでしょうか。
「報・連・相」を上手く機能させることにより
「人」と「人」が密になる組織
「個々の主観」と「組織の客観」の融合した組織
こんな組織を創っていけたら、、、、
皆が幸せになりますね!!!!
長々とありがとうございました。
STAYUP横浜
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